2025/04/06 09:41


  千年以上前から作られた、いわゆる至純天珠は、非常に稀少なものです。清の時代、中国の王族はチベット密教を全国に広めはじめ、天珠の需要は高まったため、代わりのものが必要とされていました。

  ちょうどそのとき、西洋から樹脂の作り方が中国へ伝わってきました。それが料器天珠の重要な材料になっていました。樹脂の発明と技術は中国に伝わった時期から、料器天珠は約100年以上前に作られたと考えられます。
  料器天珠の原材料は、当時とってとても高価な樹脂以外にも、チベットの人々は代々伝わっている薬材など貴重なものを入れています。  また、重さを持たせるために、中に鉛も入れてあります。その配合や、製造方法はすべて秘密です。
  料器天珠は100以上前に作られた聖物に違いありません。
  長年の歳月が更なる風味のある痕跡を残してくれました。両穴に、鍵の穴のようになるのも、100年以上ひもを通し、身につけている証拠でしょう。


  チベットの人々は天珠を身につけ、100年来数えきれない回数のお経を聞かせてきました。数珠にして身につけて、財産として代々伝わってこられました。
  宗教的な意味も、文化的な意味もとてつもなく大きいです。